報告書番号 | MA2011-12 |
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発生年月日 | 2010年07月27日 |
事故等種類 | 衝突 |
事故等名 | 貨物船OCEAN SEAGULLセメント運搬船第二すみせ丸衝突 |
発生場所 | 京浜港横浜第5区 神奈川県横浜市横浜本牧海づり施設A灯から真方位097°1,180m付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | |
船舶種類 | 貨物船:貨物船 |
総トン数 | 5000~10000t未満:5000~10000t未満 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年12月16日 |
概要 | 貨物船OCEAN SEAGULLは、船長ほか19人が乗り組み、京浜港横浜第5区を南進中、また、セメント運搬船第二すみせ丸は、船長ほか10人が乗り組み、京浜港横浜第5区を西進中、平成22年7月27日18時27分ごろ、両船が衝突した。 OCEAN SEAGULLは、左舷の船首外板及び船尾外板の凹損等を生じ、第二すみせ丸は、右舷船首フェアリーダーの脱落、ハンドレールの曲損及び右舷外板の凹損を生じたが、両船とも死傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、京浜港の横浜市つり桟橋東方沖において、A船が南進中、B船が西進中、両船が適切な見張りを行っていなかったため、両船が衝突したことにより発生したものと考えられる。 A船が適切な見張りを行っていなかったのは、船長Aが、B船を左舷船首方に視認した際、A船が保持船であり、B船がA船を避けるものと思い込んだことによるものと考えられる。 B船が適切な見張りを行っていなかったのは、船長Bが、A船がB船の船尾方を通過するものと思い込んだことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。