報告書番号 | MA2015-7 |
---|---|
発生年月日 | 2013年12月17日 |
事故等種類 | 死傷等 |
事故等名 | 貨物船ONOE乗組員死亡 |
発生場所 | メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州セドロス島モロ・レドンド港桟橋 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡 |
船舶種類 | 貨物船 |
総トン数 | 30000t以上 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2015年06月25日 |
概要 | 貨物船ONOEは、船長及び二等航海士ほか20人が乗り組み、メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州セドロス島モロ・レドンド港の桟橋で海塩の積荷役中、平成25年12月17日20時45分~55分ごろ(現地時刻2013年12月17日03時45分~55分ごろ)、二等航海士が、陸上乗降施設の舷梯から約5~6m下の桟橋に転落し、死亡した。 |
原因 | 本事故は、夜間、モロ・レドンド港の桟橋で積荷役中、本件係船作業を行ったことに伴い、本船が桟橋に引き寄せられてハンドレールが舷梯先端部と接触し、舷梯が陸方向に押され、本件ワイヤロープが破断したため、舷梯上を本船へ向かっていた二等航海士が桟橋に転落したことにより発生したものと考えられる。 二等航海士が舷梯上にいたのは、本件係船作業が、本船の移動を伴い、ハンドレールが舷梯先端部と接触することを予測していなかったことによるものと考えられるが、その状況を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 死亡:1人(二等航海士) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。