報告書番号 | 98-7 |
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発生年月日 | 1998年05月10日 |
発生場所 | 熊本県熊本空港 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
INITIAL CLIMB LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | パイパー PA-42-720 |
登録記号 | JA8873 |
運航者 | 全日本空輸株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1998年11月27日 |
概要 | 全日本空輸株式会社所属パイパー式PA-42-720型JA8873は、平成10年5月10日、訓練のため熊本空港を離陸し、有視界飛行方式による離着陸訓練を実施中、14時53分ごろ、脚上げ操作を行った際、異音とともに前脚のアンロックを示す警報灯が点灯した。非常脚下げの操作手順を全て実施したが、前脚を下げ位置でロックできなかったため、同空港に主脚のみで着陸し、前脚が引っ込んだ状態で、滑走路上に機首部を接地し、機体を損傷して停止した。 同機には、教官である機長ほか訓練生3名、計4名が搭乗していたが、死傷者はなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、前脚のリトラクト機構のアイドラー・リンクが疲労破壊したため、前脚がダウン・ロックできないまま、主脚のみで着陸して機体を損傷したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |